1番・指名打者で出場した大谷選手は、2点を追う1回の第1打席で甘く入ったスライダーをとらえて右中間スタンドへ47号ソロホームランを打ちました。
ライナー性の強い当たりで打球速度が190.0キロ、飛距離は123.4メートルでした。
大谷選手のホームランは3試合ぶりで、エンジェルス時代の2021年にマークした46本を上回り、自身が持つ日本選手のシーズン最多ホームランの記録を更新しました。
また、大リーグ通算のホームラン数は218本となって、当時のインディアンズやレンジャーズなどで活躍した韓国出身のチュ・シンスさんが持つアジア出身選手の最多ホームラン記録にも並びました。
“持ち前のパワー示す1本”
大谷選手が第1打席で甘く入ったスライダーを捉えた47号ホームランは、打球角度が19度と今シーズン、大谷選手が打ったホームランの中で最も低く、滞空時間はわずか3.8秒でした。
また、打球速度の190.0キロは大リーグで大谷選手が打ったホームランの中で3番目に速くシーズン終盤になってもかげりを見せない持ち前のパワーを示す1本となりました。