大阪市天王寺区の天王寺動物園は27日、飼育していたカリフォルニアアシカのキュッキュ(雌、3カ月)が行方不明になったと発表しました。アシカ池の排水口から下水管へ入り込んでしまった可能性があるということです。
同園によると、26日夕方にアシカ池の水を入れ替えるため排水し、その後に水を補充した際、排水口のカバーが外れていることに気づきました。
翌27日午前11時ごろ、飼育員がトレーニングのためにアシカ池に行ったところ、キュッキュの姿が見当たらなかったです。前日の排水前におやつをあげたときには、池にいたことが確認されています。
排水口は直径30センチです。キュッキュは体長約80センチ、体重8.5キロで、排水口を通り抜けることができたとみられます。