ナイジェリア南西部のイバダンで18日、クリスマスに合わせた祭りで子どもたちに現金や食料を配布すると告知したところ、5000人以上の人が集まりました。
さらに、主催者が到着すると子どもたちが押し寄せ、会場は大混乱になったということです。
この事故で、少なくとも35人の子どもが死亡し、6人がけがをしました。
祭りの主催者は子どもたちに1人あたり5000ナイラ=およそ500円の現金を配るほか、参加者に食料を配布すると告知していました。
地元警察は主催者を含む8人を逮捕し、捜査を進めています。
ナイジェリアでは今年に入って食料を配布するイベントで群衆事故が相次いでいて、貧困の深刻さが浮き彫りになっています。