陸上女子やり投げの26歳、北口選手は、8月のパリオリンピックで、女子のフィールド種目では日本選手でオリンピック初のメダルとなる金メダルを獲得したほか、日本時間の15日に行われた世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグ」の年間の上位選手が出場する最終戦で2連覇を果たしました。
16日午後、ヨーロッパから帰国した北口選手は、都内で記者会見し「今シーズンは最初から調子が良くなかった中で、2つの大会を勝ちきることができたのは大きなことだ。最後まで出来るかぎりのことをやって試合に臨むことができた」と振り返りました。
そのうえで「金メダルは取れたが自己ベストの記録を出せなかったので来シーズンは記録を目指せるシーズンにしたい。東京で行われる世界選手権で、いい投てきができるように戦略的にスケジュールを立てて1年を過ごしていきたい」と来年に向けた意欲を語りました。
さらに出身地の北海道旭川市で10月に予定されている金メダルを祝うパレードについて「光栄だし、どのようになるのか想像もできないので楽しみ。早く帰ってラーメンやおすしなどおいしいものを食べたい」とトレードマークの笑顔で話していました。