米コーヒーチェーン大手スターバックス(SBUX.O) は16日、今年4月に北米トップに就任したばかりのマイケル・コンウェイ氏が退社を決めたと発表した。
約11年にわたり北米部門などを率いてきた同氏は、ニコル新最高経営責任者(CEO)が米国事業に注力する再建計画を打ち出したのを受け退社することになったという。
後任の補充は行わず、北米小売事業責任者サラ・トリリング氏がニコル氏に直属となる。ただ同社は、コンウェイ氏が年末までエグゼクティブアドバイザーとして同社にとどまると説明した。
コンウェイ氏は北米トップ就任前、スターバックスの国際・チャネル開発部門プレジデントを務めたほか、カナダ事業や米国と中南米のライセンスストア部門プレジデントなどを歴任した。