複数の
関係者によりますと18
日未明、
中国海軍の
空母「
遼寧」が
沖縄県の
与那国島と
西表島の
間を
航行し、
一時、
日本の
接続水域に
入ったということです。
中国海軍の
空母が
日本の
接続水域を
航行したのは
初めてです。
接続水域は領海のすぐ外側にある海域で、国際法上、外国の船も航行できますが、沿岸国は領海内での違法行為を防ぐため、必要な措置をとることができると定められています。
「遼寧」はおととし12月に沖縄の南の太平洋に展開し、搭載されている戦闘機やヘリコプターの発着が繰り返し行われたのが確認されています。
防衛省が航行の目的を分析するとともに、警戒と監視を続けています。
台湾国防部「中国海軍の空母 与那国島の南東へ」
18日朝、台湾国防部は、中国海軍の空母「遼寧」の部隊が18日未明、台湾の北東部の海域を通過し、沖縄県の与那国島の南東に向けて航行を続けていると発表しました。
台湾軍は空母「遼寧」の通過中、航空機や艦艇などにより、厳重な警戒と監視を実施したとしています。