東京とうきょう都心としん 過去かこ最もっとも遅おそい猛暑もうしょ日びに 関東かんとう甲信こうしんは大気たいき不安定ふあんてい 警戒けいかいを

一方いっぽう、関東かんとう甲信こうしんでは広ひろい範囲はんいで大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになっていて土砂どしゃ災害さいがいなどに厳重げんじゅうな警戒けいかいが必要ひつようです。

気象庁きしょうちょうによりますと、西日本にしにほんや東日本ひがしにっぽんでは18日にちも高気圧こうきあつに覆おおわれて晴はれ、気温きおんが上あがりました。

日にち中ちゅうの最高さいこう気温きおんは京都きょうと府ふ舞鶴まいづる市しで37.9度ど、熊本くまもと市しや福岡ふくおか県けん太宰府だざいふ市しで37.5度ど、埼玉さいたま県けん越谷こしがや市しで37.4度ど、名古屋なごや市しで36.4度ど、東京とうきょうの都心としんや福井ふくい県けん敦賀つるが市しで35.1度どなどと各地かくちで35度ど以上いじょうの猛暑もうしょ日びとなりました。

福岡ふくおか県けん太宰府だざいふ市しのことし猛暑もうしょ日びの日数にっすうは60日にちに達たっし、全国ぜんこくの過去かこ最多さいたを更新こうしんしました。

また、東京とうきょうの都心としんでは1942年ねんの9月つき12日にちを抜ぬいて最もっとも遅おそい猛暑もうしょ日びとなりました。

19日にちも西日本にしにほんや東日本ひがしにっぽんでは厳きびしい残暑ざんしょが続つづく見込みこみで、日にち中ちゅうの最高さいこう気温きおんは福岡ふくおか市しや佐賀さが市しで37度ど、熊本くまもと市しや高松たかまつ市し、鳥取とっとり市し、広島ひろしま市し、京都きょうと市し、静岡しずおか市しで36度ど、大分おおいた市しや山口やまぐち市し、高知こうち市し、大阪おおさか市し、名古屋なごや市し、甲府こうふ市しで35度どなどと予想よそうされています。

19日にちも熱中ねっちゅう症しょうの危険きけん性せいが極きわめて高たかくなるとして、関東かんとうから沖縄おきなわにかけての13の県けんに「熱中ねっちゅう症しょう警戒けいかいアラート」が発表はっぴょうされています。

こまめに水分すいぶんや塩分えんぶんを補給ほきゅうするなど、熱中ねっちゅう症しょうへの対策たいさくを続つづけて下ください。

一方いっぽう、前線ぜんせんに向むかって流れ込ながれこむ暖あたたかく湿しめった空気くうきや日にち中ちゅうの気温きおんの上昇じょうしょうの影響えいきょうで関東かんとう甲信こうしんの広ひろい範囲はんいで大気たいきの状態じょうたいが非常ひじょうに不安定ふあんていになっていて、局地きょくち的てきに雨雲あまぐもが発達はったつしています。

山梨やまなし県けん都留つる市し付近ふきんでは、レーダーによる解析かいせきで午後ごご3時半じはんまでの1時間じかんにおよそ100ミリの猛烈もうれつな雨あめが降ふったとみられ「記録きろく的てき短たん時間じかん大雨おおあめ情報じょうほう」が発表はっぴょうされました。

これまでの雨あめで東京とうきょうと埼玉さいたま県けんでは土砂どしゃ災害さいがいの危険きけん性せいが非常ひじょうに高たかくなり、土砂どしゃ災害さいがい警戒けいかい情報じょうほうが発表はっぴょうされている地域ちいきがあります。

大気たいきの不安定ふあんていな状態じょうたいは19日にちにかけて続つづき、18日にちは雷かみなりを伴ともなって非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあります。

19日にち夕方ゆうがたまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは多おおいところで100ミリと予想よそうされ、その後そのごも各地かくちで雨あめの量りょうが増ふえる見込みこみです。

気象庁きしょうちょうは土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすい、はん濫はんらんに厳重げんじゅうに警戒けいかいするとともに、落雷らくらいや竜巻たつまきなどの激はげしい突風とっぷう、ひょうにも注意ちゅういするよう呼よびかけています。