米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園は、絶滅の危機に瀕しているモウコノウマのクローンを誕生させることに初めて成功したと発表しました。
サンディエゴ動物園の4日の発表によると、クローンで誕生したのはオスの子馬で、8月6日にテキサス州の施設で家畜馬の代理母が出産しました。
米国立動物園によると、モウコノウマは最後の野生馬として知られます。もともと欧州やアジアに生息していましたが、開発や環境の変化によって個体数が激減しました。
野生の個体は絶滅が宣言され、過去40年は主に動物園で飼育されて生き残ってきました。モンゴルでは群れも見つかっています。