20
年ぶりに
新人のみによる
争いとなった
青森県知事選挙は、
無所属で、
元青森県むつ
市長の
宮下宗一郎氏(44)が
元青森市長の
新人らを
抑え、
初めての
当選が
確実になりました。
青森県知事選挙の投票は午後8時までに締め切られました。
NHKの事前の情勢取材や4日投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、無所属の新人で、元青森県むつ市長の宮下宗一郎氏が、元青森市長の小野寺晃彦氏らほかの3人を大きく引き離してきわめて優勢です。
また、3日までに期日前投票をした人を対象に行った調査でも宮下氏が大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれていることから、宮下氏の初めての当選が確実になりました。
宮下氏は44歳。
国土交通省を経て、平成26年に、むつ市長だった父親の死去に伴う市長選挙で初当選し、3期目を務めていました。
今回の選挙戦で宮下氏は、企業誘致などで若者の働く場を確保し、人口減少に歯止めをかけると訴えたほか、農業従事者などの所得向上を掲げました。
そして、自民党や公明党、それに立憲民主党の支持層に加え、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集めました。