サッカーのアルゼンチン代表で活躍するリオネル・メッシ選手は7日、米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに加入する意向を明らかにした。
年間の世界最優秀選手に与えられる「バロンドール」を7度受賞したメッシ選手は、スペインのメディアが公開したインタビューの中で。「マイアミに行くことを決めた。まだ契約が100パーセント完了したわけではなく、やり残している事柄もあるけれど、そこで旅を続けることにした」と語った。
メッシ選手は昨年開催されたワールドカップ(W杯)・カタール大会でもアルゼンチンを優勝に導き、最優秀選手に選ばれた。その後は所属するパリ・サンジェルマン(PSG)から、中東の裕福なクラブや古巣バルセロナへの移籍が取り沙汰されていた。
結局メッシ選手は他のスター選手と同じ道を進み、MLSを新天地にすることを選んだ。
インテル・マイアミの共同オーナーに名を連ねる元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏はメッシ選手の大ファンとして知られる。2019年には、将来メッシ選手と契約を交わす可能性について問われ、「フットボールの世界では何が起こるか分からない」と答えている。
MLSは7日の声明で、メッシ選手がインテル・マイアミに加入する意向を表明したことを歓迎。正式な合意事項はまだ完了していないとしつつ、「史上最高のサッカー選手の一人をリーグに迎えられるのを楽しみにしている」と述べた。