楽天の田中将大投手。
オリックスの山本由伸投手。
西武の平良海馬投手。
阪神の岩崎優投手と青柳晃洋投手。
巨人の菅野智之投手と中川晧太投手。
中日の大野雄大投手。
広島の森下暢仁投手と栗林良吏投手。
DeNAの山崎康晃投手。
ソフトバンクの甲斐拓也選手。 広島の會澤翼選手。
楽天の浅村栄斗選手。 西武の源田壮亮選手。 巨人の坂本勇人選手。 ヤクルトの山田哲人選手と村上宗隆選手。 広島の菊池涼介選手。
ソフトバンクの柳田悠岐選手と栗原陵矢選手。 オリックスの吉田正尚選手。 日本ハムの近藤健介選手。 広島の鈴木誠也選手。
出場が決まっているのは、開催国の日本をはじめ、おととし9月の「アフリカ・ヨーロッパ予選」を勝ち抜いたイスラエル、おととし11月の国際大会「プレミア12」で準優勝し、アジア・オセアニアの最上位チームだった韓国と、「プレミア12」で3位に入り、アメリカ大陸の最上位チームだったメキシコ。 それに、先月31日から今月5日まで行われた「アメリカ大陸予選」を勝ち抜いたアメリカです。 このうちアメリカは、公開競技だった1988年のソウル大会と正式競技となったあとの2000年のシドニー大会で金メダルを獲得しています。 また韓国は前回、野球が行われた2008年の北京大会で、金メダルを獲得しています。 一方、イスラエルとメキシコはオリンピック初出場です。 残る1チームは、今月22日からメキシコで行われる「最終予選」で決まります。 「最終予選」は中国、台湾、オーストラリアが参加を辞退したため、ドミニカ共和国、ベネズエラ、オランダの3チームで争われます。 オリンピックで金メダルを3回獲得しているキューバは、アメリカ大陸予選の予選リーグで敗退して「最終予選」にまわることもできず、東京大会の出場を逃しています。
予選リーグは、世界ランキングによって3チームずつが2つのグループに分けられ、総当たり戦で順位を決めます。 そのあとの決勝トーナメントには、すべてのチームが進み、最初に予選リーグの同じ順位のチームどうしが対戦します。 1位どうしの対戦で勝てば準決勝へ進み、2位どうしの対戦の勝者と3位どうしの対戦の勝者は準々決勝で対戦し、勝ったほうが準決勝へ進みます。 一方、予選リーグを1位か2位で通過して、決勝トーナメントの初戦で敗れたチームや、準々決勝や準決勝で敗れたチームは敗者復活にまわり、そこから勝ち上がれば決勝に進むことができます。 このため、すべて順調に勝ち進んで試合数が最も少ない場合は、初戦から決勝まで11日間で5試合となります。 また敗者復活に回って試合数が最も多い場合は初戦から決勝まで11日間で6連戦を含む8試合の過密日程となります。
正式競技となって最初に行われた1992年のバルセロナ大会は、準決勝で台湾に敗れましたが銅メダルを獲得。 続く1996年のアトランタ大会では決勝でキューバに敗れ、銀メダルでした。 2000年のシドニー大会から初めてプロ選手の参加が認められ、史上初めてプロ・アマ合同チームで臨みましたが、準決勝でキューバに敗れ、3位決定戦でも韓国に敗れて4位となり、公開競技の時代を通じて初めてメダル獲得を逃しました。 2004年のアテネ大会では、長嶋茂雄さんを代表監督に選び、初めてメンバー全員をプロの選手で固めましたが、長嶋さんは脳梗塞のため本番の指揮をとれず、大会も準決勝でオーストラリアに敗れて銅メダルに終わりました。 そして2008年の北京大会では星野仙一監督の指揮のもと、当時日本ハムで現役だった稲葉篤紀監督も選手として出場しましたが、準決勝で韓国に敗れ、3位決定戦でもアメリカに敗れてメダルを獲得できませんでした。 野球は、2012年のロンドン大会と2016年のリオデジャネイロ大会では競技から外れ、東京大会で追加競技としてソフトボールとともに3大会ぶりに復活しましたが、次の2024年のパリ大会では実施されないことが決まっています。
合宿中には24日に楽天、25日は巨人といずれも楽天生命パーク宮城で強化試合を行います。 そして、オリンピックの開会式から5日後の来月28日に福島県営あづま球場で初戦となる予選リーグの第1戦に臨みます。 それ以降の試合は、すべてプロ野球・DeNAの本拠地、横浜スタジアムで行われ、決勝は8月7日の予定です。
出場する6チームは
変則的な決勝トーナメントに
過去のオリンピックでの日本の成績
日本代表 今後の日程