北海道や
東北、
北陸を
中心に
風が
強い状態が
続き、
吹雪となっているところもあります。30
日昼すぎにかけて、
海上を
中心に
非常に
強い風が
吹くおそれがあり、
交通への
影響や
大雪に
警戒が
必要です。
気象庁によりますと、
発達した
低気圧や
強い冬型の
気圧配置の
影響で、
北海道や
東北、
北陸を
中心に
風の
強い
状態が
続き、
吹雪となっているところもあります。
30日午前5時までに観測された最大瞬間風速は、北海道南部の江差町で32.9メートル、秋田県の八峰町で26.6メートルなどとなっています。
北海道や東北では、海上を中心に30日の昼すぎにかけて、風速20メートル以上の非常に強い風が吹くと予想され、見通しのきかない猛吹雪となる、いわゆる「ホワイトアウト」が起きるおそれがあります。
全国的に波も高く、北海道や東北、北陸の沿岸では大しけが続く見込みです。
また、新潟県などでは雪が強く降っています。
31日にかけては、北海道から北陸の日本海側を中心に大雪にも警戒が必要です。
31日の朝までの24時間に降ると予想される雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、北海道と東北の日本海側、新潟県、甲信で40センチ、東北の太平洋側と北陸、それに関東北部で30センチと予想されています。
気象庁は暴風雪や大雪、高波に警戒し、雪崩のほか、電線や樹木への着雪による停電に十分注意するよう呼びかけています。
除雪作業中の事故も増えています。
雪下ろしなど除雪の際には、2人以上でヘルメットや命綱を着用し、軒先からの落雪や、積雪で見えなくなっている用水路など、周囲に十分気をつけて作業をしてください。