東京電力管内の厳しさ、ひっ迫度合いを示したものです。
午前7時台は86%でしたが9時台には97%、そして10時台は、101%となりました。データの上では、電力の需要実績が供給力を上回っている状況です。緊急に供給力を増やしてタイムラグもあるので、実際は100%を上回っていないものと見られますが、東京電力によりますと、100%に近い水準になっていると言います。
11時台はまもなく発表されますが、直近でも電力の消費量は高い水準が続いています。 いずれにせよ、全国初となる電力のひっ迫警報が出るという極めて異例の、深刻な状況です。
また、東京電力は、東北電力から電力の融通を受けていますが、東北電力の管内でも電力がひっ迫していることから、非常に難しい対応を迫られています。 家庭や企業の間で一段の節電が進まなければ需要が供給力を大幅に上回って最悪の場合大規模な停電につながるおそれもあります。
▽家で別々の部屋で暖房をつけないよう可能な範囲で1か所で暖をとる、 ▽使っていない部屋の照明や暖房は必ず消す、 ▽暖房をつける際にも設定温度を上げすぎずに20度にすることも有効です。 停電を防ぐために、節電への一層の協力が不可欠となります。
今後の見通し
私たちにできること