2日午前5時20分ごろ、鳥取県にある大山の7合目から8合目の間で男性2人が滑落したと別の登山者から110番通報がありました。
2人は、岡山県総社市と広島県福山市の男性で、行者谷と呼ばれる谷で発見され、通報からおよそ2時間後にヘリコプターで救助されて米子市内の病院に搬送されましたが、2人とも死亡が確認されました。
大山はまだ山開きをしておらず、当時の天候は晴れでしたが、登山道には雪が50センチから60センチほど残っていて、アイスバーンの状態になっていたということです。
警察は、冬山を登る時には登山届を出すとともに十分な装備をするよう呼び掛けています。