バルト3国のリトアニアは、ロシア軍のウクライナへの侵攻を受けて、ロシアからの天然ガスの輸入を完全に停止したと発表。さらに、ロシアとの外交関係の格下げを決定しました。
リトアニアのエネルギー省は2日の声明で、「ロシア政府系の天然ガス会社『ガスプロム』から供給を受けるEU加盟国の中で初めて、ロシアの天然ガス供給から自立を果たした」と述べ、ロシアからの天然ガスの輸入を完全に停止したと発表しました。
ナウセーダ大統領はツイッターで、「私たちができるならばヨーロッパの他の国々もできる」と投稿し、ほかのEU加盟国にもガスの輸入を停止するよう呼びかけました。
また、タス通信によりますと、リトアニア政府は4日ロシアとの外交関係の格下げを決定し、駐リトアニアのロシア大使に出国を求めたほか、同じバルト3国のラトビアもロシアとの外交関係の格下げを決めました。