UNHCR=国連難民高等弁務官事務所によりますと、モルドバには今月11日の時点で41万人余りが避難しています。
このうち国境を接する東部パランカでは、臨時の託児所が設置され、地元の人たちがボランティアで子どもたちの世話をするなどして避難していたウクライナの母親たちを支援しています。
また、近くにあるワイナリーでは戦闘が始まって以降、併設するホテルの部屋を避難してきた人たちに無償で食事とともに提供しています。
ヨーロッパの中でも経済規模が小さいモルドバでは、多くの避難民の受け入れで財政がひっ迫していて、各国の間ではモルドバを支援する動きも広がっています。