米大手銀行バンク・オブ・アメリカ(BoA)は、現在の高インフレが2年前に始まったばかりの景気回復にとっての有力な脅威になると警鐘を鳴らしています。
同行の主席投資ストラテジストを務めるマイケル・ハートネット氏は8日、顧客向けの書面の中で、「インフレショック」が悪化し、「レートショック」は始まったばかり、「リセッション(景気後退)ショック」が迫っていると指摘しました。
この警告が発せられたのは政府が12日に行った新たな経済報告よりも前でした。同報告によると3月の消費者物価は8.5%の急増しました。1981年12月以来最大の上げ幅となりました。新車から男性向けアパレル、ベビーフード、サラダドレッシングまでありとあらゆる製品が前年比で過去最高の値上がりを記録しました。