湘南新宿ラインは午後からの再開を目指しています。
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警察によりますと5日午後9時半ごろ鎌倉市にあるJR東海道線の大船駅から南西におよそ600メートルの線路内で、花火大会の臨時列車が何らかの原因で垂れ下がっていた架線に衝突しました。
この事故で、運転士と乗客1人が軽いけがをしました。
JRによりますと、この事故による運転見合わせでほかの路線でも列車が止まり、多くの乗客が中に閉じ込められ、熱中症の症状を訴えた人もいたということです。
事故の影響は続き、
▽東海道線の東京駅と静岡県の熱海駅の間の上下線と▽湘南新宿ラインの新宿駅より南の区間の上下線は6日も始発から運転を見合わせていましたが、東海道線は修復作業が終わり安全が確認できたとして、午前8時に運転を再開しました。
湘南新宿ラインは午後からの再開を目指しています。
一方、昨夜は運転を見合わせていた▽京浜東北線と▽横須賀線は、始発から運転していますが、一部で遅れや運休が出ているということです。
タクシーを待っていた人は
神奈川県鎌倉市のJR大船駅のタクシー乗り場には6日朝も自宅に帰れずにタクシーを待つ人が長い列をつくっていました。
20代の女性は「きのう午後10時ごろに電車がとまってからやっとこの駅までたどりついてタクシーを3時間ほど待っています。1秒でも早く家に帰りたいです」と疲れた表情で話していました。
都内から茅ヶ崎市内に帰宅途中だという40代の男性は「5、6時間ほど立往生しました。疲れました」と力なく話していました。
また、70代の男性は「何時間待っているか分からないくらいタクシーを待っています。腰は痛いし、体調がよくないです。地元のバス会社などと連携して移動手段を確保してほしかったです」と話していました。