気候変動に関する国際会議=COP27が6日、エジプトのリゾート地で開幕します。途上国が多発する異常気象に対する補償を先進国に求めており、激しい交渉が予想されます。
6日からエジプトのシャルム・エル・シェイクで開かれるCOP27には、世界の200近くの国と地域が参加する予定です。
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機で石炭火力の利用を延長する動きも出ており、進まない温室効果ガスの排出量削減に具体的な道筋をつけられるかが焦点です。
また、途上国への「補償」が初めて重要な議題として取り上げられる予定ですが、先進国は慎重な姿勢を崩しておらず、合意に到達できるかは不透明です。