世界のビリオネア(億万長者)が排出する温室効果ガスの量は、一般平均の100万倍に上るという調査結果を7日、英慈善団体のオックスファムが発表しました。
この調査は世界長者番付の上位125人の投資に関する分析に基づいています。
調査の結果、ビリオネアの投資は1人当たり年間平均で300万トンの二酸化炭素(CO2)を発生させていることが判明します。これは、下位の90%の人が発生させるCO2の平均2.76トンの約100万倍でした。
オックスファムの専門家によると、ビリオネアのライフスタイルや自家用機、ヨットからの排出量だけでも一般人の数千倍に上ります。しかし投資先からの排出に目を向けると、排出量は100万倍を超すということです。