この勝利で日米通算190勝に到達したことについて「自分ひとりの力ではこの数にはならない。1勝であっても誰かの力があってのことなので本当に感謝している」と話していました。
中4日でマウンドに上がったダルビッシュ投手は立ち上がり、先頭バッターにフォアボールを与えたあと、ツーベースヒットを打たれて二塁三塁のピンチを招きました。
1アウトを取ったあと、次のバッターはファーストゴロに打ち取りましたが、この間に1点を失いました。
2回も1アウト三塁のピンチを、ダブルプレーで切り抜けたダルビッシュ投手は3回以降、持ち味の多彩な変化球と速球を交えたピッチングがさえて6回まで1人のランナーも許しませんでした。
打線が5回までに通算202勝のドジャースの先発、カーショー投手から4点を奪って逆転してもらったダルビッシュ投手は7回、1アウト一塁の場面でツーベースを打たれて2点目を失いました。
ダルビッシュ投手はこのあと三振を奪って2アウト三塁となったところで勝ち投手の権利を持って交代し、7回途中をヒット4本で2失点、奪った三振は6つ、与えたフォアボールは1つで防御率は3.19になりました。
パドレスは8回にも1点を加えて5対2で勝ち、ダルビッシュ投手が勝ち投手となって今シーズンの通算成績は2勝2敗となりました。
日米通算190勝に到達したダルビッシュ「本当に感謝している」
中4日の登板で今シーズン2勝目を挙げたダルビッシュ有投手は「全体的によかった。まっすぐも力があったし、ツーシームもいい感じで動いてくれた。前回の登板翌日に中4日でいく可能性があると言われたのでその可能性も含めて調整していた。けっこう淡々と投げられた」と試合を振り返りました。
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