東京の
JR新宿駅のホームで、
女性がやけどを
負ったアルミ缶に
入っていた
液体は、
洗剤などに
含まれる
アルカリ性の
液体とみられることが
警視庁への
取材でわかりました。
6年前にも
アルカリ性の
液体と
アルミ缶が
化学反応を
起こして
缶が
破裂する
事故が
起きていて、
警視庁は
傷害の
疑いで
捜査しています。
東京の
JR新宿駅の14
番線の
ホームで26
日朝、500ミリリットル
入りの
飲み物の
アルミ缶が
破裂して
中身の
液体が
外に
飛び散り、
近くにいた20
代の
女性の
足にかかり、
女性は
軽いやけどをしました。
警視庁が缶に残された無色透明の液体を調べたところ、液体は可燃性ガスなどの危険物ではなく、洗剤などに含まれるアルカリ性の液体とみられることがわかりました。
警視庁によりますと、6年前にも東京メトロ・丸ノ内線で、乗客が液体洗剤をアルミ缶に入れて電車に乗っていたところ、突然缶が破裂し、14人がけがをする事故が起きています。
今回の缶にはラベルが貼られておらず、亀裂や穴などはなかったということですが、外側から力を加えられたとみられるへこみがあったということです。
警視庁は、何者かが缶をホーム上に置いたとみて、駅の防犯カメラを調べるなどして、傷害の疑いで捜査しています。