4日午後、
関西空港の
連絡橋に、
台風による
風であおられたタンカー
船が
衝突しました。
船には
当時11
人が
乗っていましたが、
海上保安部によりますと
けが人はないということです。
関西空港海上保安航空基地によりますと、
4日午後1時半すぎ、
関西空港と
大阪・
泉佐野市を
結ぶ関西空港連絡橋に、
全長89
メートル、1591
トンのタンカー
船が
衝突しました。
海上保安航空基地によりますと、乗組員11人にけがはないということです。
タンカー船は関西空港の施設に燃料を運び終えて停泊していたところ、風にあおられて橋に衝突したということです。
船は現在、エンジンがかからず自力航行ができなくなっているということで、海上保安部の隊員らが橋の上から船に降りて乗組員の救助などにあたっているということです。
関西空港の北部に設置したカメラからの映像
関西空港の北部に設置したカメラからの映像です。
画面の連絡橋の手前が関西空港で、奥が対岸の大阪 泉佐野市です。
船は連絡橋の南側に衝突し、船の右舷が大きく損傷しています。連絡橋も損傷しているようにみえます。
関西空港の連絡橋は上部が自動車用の道路で、その下をJRと南海電鉄の線路が通っていますが、鉄道は台風21号の影響で午前からJR、南海電鉄ともに運転を見合わせていて、道路も午後1時半ごろから通行止めとなっていました。