この赤ちゃんは、生まれた時の体重が75グラムと通常より小さく、心配されましたが、今の体重は731グラムと当初の10倍近くにまで増え、白黒もようもはっきりしてきました。
13日は、一般公開に合わせて、1000人余りの人が詰めかけ母親の良浜に抱えられた赤ちゃんの愛くるしい姿に歓声を上げたり、写真を撮ったりしていました。
大阪から訪れたという男性は、「開園前から並びました。赤ちゃんは真っ白で小さくてとてもかわいかったです」と話していました。
赤ちゃんの一般公開は、毎日、午前10時15分からと、午後2時40分からのそれぞれ、20分間行われます。
また動物公園では、13日から11月16日まで赤ちゃんの名前の募集も行っていて、園内に備え付けられた専用の用紙や動物公園のホームページから応募できます。
飼育員「一時は危ない状態も順調に成長」
パンダの飼育員の遠藤倫子さんは「最初は小さく生まれて、一時は危ない状態にもなりましたが、順調に成長し、ようやく皆さんに見てもらうことができました。この日を迎えられてうれしいです。赤ちゃんが育っていく姿や母親の良浜の子育ての様子を見てもらいたいです」と話していました。