26
日午後、
甲府地方気象台は、「
富士山で
初冠雪を
観測した」と
発表しました。
富士山の
初冠雪は
平年より
4日早く、
去年と
比べて27
日早い観測となりました。
富士山の
初冠雪は、
甲府市の
甲府地方気象台の
職員が、
双眼鏡を
使って
目視で
山頂付近の
積雪を
確認して
発表します。
山梨県側から見た富士山は朝から雲がかかっていましたが午後1時すぎに雲の間から山頂が見え、甲府地方気象台は「山頂付近の沢沿いにうっすら冠雪している様子が確認された」として初冠雪を発表しました。
富士山の初冠雪は、平年に比べて4日、去年に比べて27日、いずれも早い観測となりました。
気象台は「平地ではきのうまで雨が降っていたが、山頂付近は気温が0度以下になる時間帯があり、その際に雪が降ったとみられる」と話しています。
雪は静岡県側でも確認され、御殿場市によりますと、26日午前7時20分ごろ、雲の上に見えた富士山の山頂付近で雪が積もっているのを、市の職員が確認したということです。
富士山の山頂は、25日午後11時には氷点下5度1分にまで冷え込んでいたということで、御殿場市は、「富士山に冬の季節の訪れを感じました。雪化粧の富士山も美しいので1人でも多くの人に御殿場市を訪れ、魅力を楽しんでもらいたい」としています。