イチゴの
出荷量が
全国一の
栃木県で、
主力品種「とちおとめ」の
出荷が
4日から
始まりました。
栃木県鹿沼市に
あるJAの
出荷場には、
地元のいちご
農家、
小曽根正雄さんが
4日朝収穫したばかりの「とちおとめ」100パック
およそ30
キロが
運び込まれました。
栃木県内の「とちおとめ」の出荷は今シーズン初めてで、JAの職員が1パックずつ傷みがないか確認し、こん包していました。
「全農とちぎ」などによりますと、去年10月からことし6月末までに出荷された栃木県内のイチゴは2万169トンで、30年連続で出荷量は全国1位です。
出荷した小曽根さんによりますと、ことしの「とちおとめ」は夏の猛暑の影響で去年と比べてやや小ぶりですが、甘みは十分だということです。
小曽根さんは「ことしは暑さ対策が大変でしたが、ようやく出荷することができました。何もつけずにイチゴそのものの甘みを味わってほしいです」と話していました。