北海道で
震度7の
揺れを
観測し41
人が
犠牲になった
地震の
発生から
1か月と
なる6日、
大規模な
土砂崩れが
起きた
厚真町では
犠牲者を
悼み
手を
合わせる人の
姿が
見られました。
先月6日の
地震で
大規模な
土砂崩れが
起きるなど
大きな被害を
受けた
北海道厚真町の
吉野地区では、
亡くなった
人が
暮らしていた
住宅があった
場所に
朝から
地域の
人が
訪れ
手を
合わせる姿が
見られました。
自宅が土砂に巻き込まれ祖母や娘とともに亡くなった滝本卓也さん(39)の住宅の跡を訪れた、町内に住む伊部義之さん(50)は「卓也さんとは兄弟みたいなつきあいをしてきたのであいさつに来ました。死んだ人を返してほしいと思うこともありましたがそれはかなわないので、今はその悲しみから、何とかはい上がることしかできません」と話していました。
ボランティアも黙とうささげる
地震から1か月となる6日、北海道厚真町では各地から集まったボランティアも犠牲になった人たちに黙とうをささげました。
厚真町の災害ボランティアセンターには、6日も北海道内を中心に各地から100人ほどのボランティアが集まりました。
そして作業に向かう前の午前9時、今回の地震で犠牲になった人たちに黙とうをささげました。
ボランティアに参加した男性は「助けられることがあれば助けたいという思いだけです」と話していました。