このうち、京都府警察本部に逮捕されたのは、京都市左京区の無職 安田一平容疑者(29)ら、男5人で、ことし2月から6月にかけて「鬼滅の刃」に登場するキャラクターの、偽物のフィギュアをインターネットオークションで無許可で販売したとして、著作権法違反の疑いがもたれています。
フィギュアは1体あたり、1500円から4500円ほどで取り引きされていましたが、製造元の記載がないことや、形や色が粗悪だったことから、落札者が警察に相談し発覚したということです。
5人は、それぞれ別々にオークションサイトで販売していて、調べに対して4人は容疑を認め、安田容疑者は「販売したのは間違いないが、偽物や海賊版とは認識していなかった」と容疑を一部否認しているということです。
「鬼滅の刃」のキャラクターの偽のフィギュアの販売を巡っては、このほか神戸市や秋田県仙北市、それに仙台市泉区の33歳から58歳の男3人も、兵庫県警や秋田県警に逮捕され、警察が入手先などを詳しく調べています。