トランプ氏は21日、FOXニュースのインタビューで、「TikTok」のアメリカでの事業をめぐる「オラクル」などのアメリカ企業と中国のIT企業「バイトダンス」による提携案について、「アメリカ側の企業が支配権を所有し、完全に統制する」という認識を示しました。その上で、「完全に統制できないことがわかった場合、その取引を承認することはない」と強調しました。
トランプ氏はこれまで提携案について「原則、承認した」としていましたが、新会社の出資比率や支配権をめぐりアメリカ側と中国側の説明に食い違いが出ていて、先行きは再び不透明になってきています。