ダーリン・ニューウィーさん(89)の自宅を先週、得意客のバルデズ一家が突然訪れ、1万2000ドル(約127万円)の小切手を贈りました。地元のCNN系列局がその場に立ち会い、「なんとお礼を言えば」と感激するニューウィーさんの表情を伝えました。
ニューウィーさんは週に約30時間、ピザ配達員として働いています。年金だけでは暮らしていけないことに気付いたからだということです。
ニューウィーさんは得意客の間ですっかり人気者になりました。バルデズ一家は注文する時、いつもニューウィーさんを指名します。「こんにちは、ピザをお求めですか」というあいさつと、親切で丁寧な態度に心を奪われ、配達場面の動画をTikTokに投稿するようになりました。
小切手には「TikTokのファミリーより」と書かれていました。ニューウィーさんはTikTokと聞いても何のことか分からないながら、一家の好意に感謝の言葉を繰り返しました。