公職選挙法違反の
罪に
問われている
河井案里議員の
裁判で、
検察は
河井元大臣の
裁判と
分離されたことを
受け、
証人尋問を
絞り
込んで
申請しました。
証人尋問は
大幅に
減って
審理が
早まる見通しです。
参議院議員の
河井案里被告(47)は、
夫で
元法務大臣の
克行被告(57)とともに
去年の
参議院選挙をめぐって
公職選挙法の
買収の
罪に
問われ、
無罪を
主張しています。
河井元大臣が弁護士を解任し、裁判が開けなくなったことを受けて、案里議員の裁判は分離されて開かれていますが、案里議員の起訴内容とは関連性の低い証人尋問が続いたため、前回の裁判で裁判長が検察に対し、証人尋問を絞り込むよう求めていました。
1日の裁判で検察は、地元議員や陣営関係者ら5人を改めて証人として採用するよう求めました。
証人尋問はこれまでに13人が終わり、すでに決まっていたものを含めると、証人の人数は合わせて20人程度となる可能性が出てきました。
検察は河井元大臣とともに審理していた当初は、139人の証人を申請していましたが、これと比べると大幅に減って審理が早まる見通しです。
裁判所は2日の裁判で検察が求めた証人尋問を行うか、判断を示すことにしています。