トランプ大統領だいとうりょう “5日にちにも退院たいいんの可能かのう性せい”と医師いし団だん 懐疑かいぎ論ろんも

現地げんち時間じかんの4日にちに行おこなわれた会見かいけんで医師いし団だんは、トランプ大統領だいとうりょうは早はやければ5日にちにも退院たいいんできる可能かのう性せいがあるという見方みかたを示しめしましたが、症状しょうじょうや治療ちりょう法ほうをめぐり、重要じゅうような情報じょうほうがあとになって明あきらかにされることが多おおく、アメリカのメディアは発表はっぴょうの信頼しんらい性せいを疑問ぎもん視ししています。

また、有力ゆうりょく紙し「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、トランプ大統領だいとうりょうが1日にちの時点じてんで「陽性ようせい」だという簡易かんい検査けんさの結果けっかを知しっていながら、その後そのごに行おこなわれたFOXテレビの電話でんわインタビューで何なにも言及げんきゅうしなかったと伝つたえています。

大統領だいとうりょう選挙せんきょまで1か月かげつを切きる中なか、トランプ大統領だいとうりょうとしては新型しんがたウイルスからの回復かいふくを強調きょうちょうしたい考かんがえですが、専門せんもん家かからはその容体ようだいは依然いぜんとして楽観らっかんできないという見方みかたも出でていて、大統領だいとうりょうの体調たいちょうが本当ほんとうに改善かいぜんしているのかどうかが焦点しょうてんとなっています。

“トランプ大統領だいとうりょうは感染かんせんリスクを真剣しんけんに受け止うけとめず”

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうが新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしたことについて、ABCニュースなどが世論せろん調査ちょうさを行おこなったところ、「感染かんせんするリスクを真剣しんけんに受け止うけとめていなかった」と答こたえた人ひとが7割わりを超こえました。

調査ちょうさはアメリカのABCニュースと調査ちょうさ会社かいしゃイプソスが今月こんげつ2日にちから3日にちにかけて全米ぜんべいの506人にんを対象たいしょうに行おこないました。

これによりますと、新型しんがたウイルスに感染かんせんしたトランプ大統領だいとうりょうについて、「感染かんせんのリスクを真剣しんけんに受け止うけとめていなかった」と答こたえた人ひとは72％で、「真剣しんけんに受け止うけとめていた」と答こたえた人ひとの27％を大おおきく上回うわまわりました。

一方いっぽうで、トランプ大統領だいとうりょうの新型しんがたウイルスへの対応たいおうを評価ひょうかするかどうかをたずねたところ、「評価ひょうかする」と答こたえた人ひとは35％で、「評価ひょうかしない」と答こたえた人ひとは64％と、先月せんげつの調査ちょうさとほぼ同おなじ結果けっかになりました。

また、同おなじ時期じきにロイター通信ろいた-つうしんとイプソスが全米ぜんべいの1005人にんを対象たいしょうに行いった世論せろん調査ちょうさでは65％の人ひとが「トランプ大統領だいとうりょうが新型しんがたウイルスについてもっと真剣しんけんに受け止うけとめていれば感染かんせんしなかっただろう」と答こたえています。