消防隊員400人超が消火活動に当たりました。当局によると、5人が負傷しましたが、死者は出ていません。非常事態省によると、近隣で起きた原野火災が弾薬庫に燃え移ったことで、弾薬が次々と爆発したということです。弾薬庫には、弾薬約7万5000トンが保管されていました。ロシアで重大事件の捜査を担当する連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、兵器の取り扱いに関する規則に違反していた可能性があるとして、捜査を開始したと発表しました。
非常事態省は、弾薬庫の半径5キロ以内で暮らす2300人以上を避難させ、近くを走る幹線道路を通行止めにしたと発表しました。弾薬庫を管轄する西部軍管区は、鎮火を試みましたが、失敗に終わり、兵士たちを避難させたと明らかにしました。ロシアでは、古い弾薬が大量に保管され続けているため、こうした事故が比較的よく見られます。