日本新闻: クルーズ船の集団感染新国際ルール策定に向け調査へ外務省

クルーズ船せんの集団しゅうだん感染かんせん新しん国際こくさいルール策定さくていに向むけ調査ちょうさへ外務省がいむしょう

Oct 12, 2020 04:10

Furigana

新型しんがたコロナウイルス対策たいさくをめぐって外務省がいむしょうはイギリス船籍せんせきのクルーズ船せんで集団しゅうだん感染かんせんが確認かくにんされた際さい、関係かんけい国こくの責任せきにんの所在しょざいがあいまいなまま対応たいおうに追おわれたとして、新あらたな国際こくさいルールの策定さくていに向むけ来らい年度ねんどから調査ちょうさ・研究けんきゅうを始はじめることになりました。ことし2月つき、横浜よこはま港こうに入港にゅうこうしたクルーズ船せんダイヤモンド・プリンセスで集団しゅうだん感染かんせんが確認かくにんされた際さい、政府せいふは外国がいこく人じんを含ふくむ多おおくの乗員じょういん・乗客じょうきゃくへのウイルス検査けんさや患者かんじゃの治療ちりょうなどの対応たいおうに追おわれました。

このクルーズ船せんは船ふねの国籍こくせきに当にあたる「船籍せんせき」がイギリスで、アメリカの船ふね会社かいしゃが運航うんこうしていましたが、政府せいふは防疫ぼうえき上じょうの必要ひつよう性せいから対応たいおうに当あたりました。

今回こんかい、関係かんけい国こくの責任せきにんの所在しょざいがあいまいで国際こくさいルールの不備ふびが明あきらかになったとして、外務省がいむしょうは今後こんごに備そなえ、関係かんけい国こくの責任せきにんや必要ひつような対応たいおうを明確めいかくにするための新あらたな国際こくさいルールの策定さくていに向むけて調査ちょうさ・研究けんきゅうを始はじめる方針ほうしんを決きめ、来年度らいねんど予算よさん案あんの概算がいさん要求ようきゅうに、そのための費用ひようとして4000万まん円えんを盛り込もりこみました。