プロ野球・
阪神の
矢野監督が、ことしの
夏場に
遠征先の
広島市で
球団が
定めた
上限を
超える人数で
選手などと
会食をしていました。
阪神では
事前に
許可をしていて
球団の
ルール違反には
当たらないとしています。
球団などによりますと、ことしの
夏場、
遠征先の
広島市で
矢野監督から
選手など5
人以上で
チームの
強化につながる
会食を
行いたいと
球団本部の
責任者に
申し出があったということです。
阪神では遠征先での会食について許可した日に4人以内というルールを設けていましたが、広島市では新型コロナウイルスの感染状況が比較的に落ち着いていたことなどから球団は「監督のチームマネジメントや選手強化に資する」と判断し、会食を許可したということです。
出席したメンバーや人数など詳細は明らかにしていません。
一方、阪神では3月以降、球団のルールを破って会食をする選手が相次ぎ管理体制に甘さがあったとして、揚塩健治球団社長が3日前に今シーズンかぎりで辞任すると表明しました。
また、9月、遠征先の名古屋市内で事前の許可なくルールの上限を超える人数で会食した福留孝介選手など選手とスタッフあわせて11人に対しては、11日、制裁金を課したと発表していました。
矢野監督の会食については、球団が事前に許可したため、制裁金などの処分は行わないということです。
阪神では遠征先での外食を一切禁止としていて、「引き続き、感染拡大防止に努めてまいります」とコメントしています。