声は聞こえるのに、にぎやかな所にいると話がわからなくなるAPDという症状があります。外国では、学校に通っている子どもの3%ぐらいがAPDだという研究があります。
日本ではどのくらいの人にAPDの症状があるかわかっていないため、専門家のグループが調査をすることになりました。今年の秋ごろから東京や大阪などで、小学生から高校生までの5000人ぐらいを調べます。
子どもと親などにアンケートを行って、「聞いたことがわからなくて、もう一度言ってもらうことがあるか」などの質問をします。
グループの人は「いつごろから症状が出るか調べたいと思います。たくさんの病院でAPDかどうかわかるようにすることが必要だと思います」と話しています。