政務活動費の
不正が
相次いでいる
富山市議会で、
新たに
自民党会派の
議員が
市政報告会のあとの
飲食の
代金を、
報告会の「
茶菓子代」として
請求するなどして、
合わせておよそ
26万円の
政務活動費を
不正に
受け取っていたとして、
3日に
辞職しました。
一連の
不正で
辞職した
富山市議会議員は
12人目です。
富山市議会の
自民党会派に
所属する
浦田邦昭議員は、
3年前の
平成25年6月、
富山市内のホテルで
開いた
市政報告会のあとに、
参加者に
提供したビールや
食事などの
代金を、
報告会の「
茶菓子代」として
請求し、
政務活動費22万円余りを
不正に
受け取っていたことを
明らかにしていました。
さらに3日、平成25年4月と去年1月の2回にわたり、政務活動費の使いみちとして認められていない名刺代を市政報告会の資料の印刷代として請求し、およそ4万円を不正に受け取っていたことを明らかにしました。
不正に受け取っていた政務活動費は合わせておよそ26万円で、浦田議員は3日、富山市議会の議長に辞職願を提出して許可されました。
浦田議員は「不徳のいたすところで、これ以上、議会や会派に迷惑をかけることはできない。家族からも勧められ、辞職することにした」と述べました。
富山市議会で一連の不正で辞職した議員は12人目で、補欠選挙は11月6日に投票が行われます。