豊洲市場への
移転延期に
伴って
築地市場の
業者の
間に
不安が
広がる
中、
東京都は
7日から
仲卸業者などの
相談に
応じる
窓口の
職員を
増員して
対応にあたっています。
豊洲市場をめぐる
一連の
問題で、
築地市場の
業者の
間には、
移転延期が
長期化するのではないかという
不安や
損害の
補償などを
求める
声が
相次いでいます。
これを受けて、東京都は、7日から築地市場にある移転サポート相談室の職員をこれまでの3人から6人に増員して業者からの相談を受け付けています。窓口を訪れた仲卸業者の男性は「豊洲市場に新たに設備を設けたが、事前に申請している都の補助金が出るのか心配だ。業者側の負担にならないようにしてもらいたい」と相談していました。
都によりますと、豊洲市場で新たに整備した設備などに対する都の補助金は、移転後の使用状況を確認してから支払われることになっていて、資金繰りに不安を感じる業者からの問合せが相次いでいるということです。
東京都中央卸売市場の浦谷純一移転・経営支援担当課長は「不安や要望を丁寧に聞き、支援策に反映させて、業者の経営状況がよくなるよう取り組みたい」と話していました。