8日夜、
香川県観音寺市の
国道で
祭りのだんじりに
大型トレーラーが
突っ込み、
1人が
死亡、
36人がけがをした
事故で、
警察によりますと、
逮捕された
運転手は「
気付いたら、
人とだんじりを
担ぐ
棒が
目に
入った」と
供述しているということです。
警察は、
運転手が
直前までだんじりに
気付いていなかったおそれがあると
見て、
詳しい
状況を
調べています。
8日午後10時前、
香川県観音寺市の
国道11号線で、
太鼓台と
呼ばれる
祭りのだんじりに
後ろから
来た
大型トレーラーが
突っ込みました。
この事故で、祭りに参加していた大勢の人が巻き込まれ、近くに住む私立高校の教員、冨田規之さん(52)が死亡し、重傷の4人を含む36人がけがをしました。
警察は、トレーラーを運転していた愛媛県大洲市の運送会社社員、大川貴之容疑者(42)をその場で逮捕し、過失運転致死傷の疑いで調べています。
警察によりますと、これまでの調べに対し「ぼんやりしていた。気付いたら、人とだんじりを担ぐ棒が目に入った」と供述しているということです。
現場には、トレーラーがだんじりに突っ込む直前にブレーキをかけた跡があるということで、警察は、大川容疑者が直前までだんじりに気付いていなかったおそれがあると見て、詳しい状況を調べています。