12日午後、
埼玉県新座市にある
東京電力の
関係施設から
火が
出て
真っ黒な
煙が
上がっています。
消防などによりますと、
道路の
下にある
送電線などが
燃えて
煙が
出ているということで、
警察や
消防が
火が
出た
原因を
調べています。
12日午後2時50分ごろ、
埼玉県新座市野火止にある
東京電力の
関係施設から
火が
出て
真っ黒な
煙が
上がっているということです。
消防や新座市によりますと、道路の下にある送電線などが燃えて通気口から激しい煙が出ているということです。これまでのところ、けが人などの情報は、入っていないということです。
NHKが東京・練馬区に設置したロボットカメラの映像では、黒い煙が上空に上がり、風に流されている様子が確認できます。
警察や消防が火が出た原因を調べるとともに、新座市は、現地に職員を出して激しい煙によって市民生活などに影響ないかどうか調べています。
送電線になんらかのトラブル
東京電力によりますと、12日2時49分ごろ、新座市野火止7丁目付近の電気を送るケーブルが入っている地下の施設で火災を知らせる警報が鳴ったということです。埼玉県新座市にある新座変電所と東京・豊島区にある豊島変電所の間をつないでいる送電線になんらかのトラブルがあったとみています。
警察によりますと、12日午後3時前に「地面から煙が出ている。数分前に『ボン』という爆発音がした」と現場を通りかかった男性から通報があったということです。
警察と消防が駆けつけたところ、東京電力の無人の変電設備から黒い煙が上がっていて、現在も消火活動が続けられています。
警察によりますと、今のところ、この火事によるけが人は出ていないということですが、現場の国道254号線の上り線を通行止めにしているということです。