18日午前、
山口市の
警察署で
交通安全の
指導などを
担当する
23歳の
巡査が
車で
出勤する
途中、
乗用車に
追突し、
酒気帯びの
状態で
運転していたとして
逮捕されました。
逮捕されたのは
山口南警察署の
交通課の
巡査、
田中梨江容疑者(
23)です。
警察によりますと、
田中巡査は
18日午前9時前、
山口市黒川の
県道の
交差点で、
自分の
車で
出勤する
途中、
右折待ちをしていた
乗用車に
追突し、その
場から
走り去りました。
乗用車を運転した男性が警察に通報するとともに車を追いかけたところ10キロほど離れた場所で停車し、駆けつけた警察官が調べた結果、基準を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いでその場で逮捕されました。
男性にけがはありませんでした。
警察によりますと田中巡査は「間違いありません」などと供述し、容疑を認めているということです。
田中巡査は18日朝、警察署に出勤しなかったため上司が連絡したところ、「きょうは少し遅れます」と話していたということです。
警察に5年前に採用されたあと、主に交通部門に勤務し、去年3月からは交通安全の指導などに当たっていました。
山口県警察本部の村岡高文首席監察官は、「誠に遺憾で、今後捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしています。