天皇皇后両陛下は
24日、
京都市の
国立博物館を
訪れ、
幕末の
志士、
坂本龍馬ゆかりの
品々を
集めた
特別展を
ご覧になりました。
両陛下は、
坂本龍馬が
亡くなってから
来年で
150年になるのに
合わせて
京都市東山区の
京都国立博物館で
開かれている
特別展を
ご覧になりました。
会場には、龍馬が愛用していた着物や茶わんなどゆかりの品々、およそ160点が展示されています。
このうち、大政奉還が行われた慶応3年に龍馬が土佐の兄に宛てて書いた手紙には、無事京都に到着したことなどが記されて、当時の緊迫感がうかがえるということで、両陛下は担当者の説明に熱心に耳を傾けられていました。
このほか、龍馬が暗殺された際に手元に置いていた刀なども展示され、両陛下は一つ一つじっくりとご覧になっていました。
両陛下は午後から、京都市で開かれる国際外科学会世界総会の開会式に出席されることになっています。