日本新闻: 幹線道路などの橋１０数か所設計誤り耐震基準満たさず

幹線かんせん道路どうろなどの橋はし１いち０ぜろ数すうか所かしょ設計せっけい誤あやまり耐震たいしん基準きじゅん満みたさず

Oct 26, 2016 06:10

Furigana

全国ぜんこくの幹線かんせん道路どうろなどにかかる１いち０ぜろ数すうか所かしょの橋はしが、国土こくど交通こうつう省しょうや自治体じちたいによって耐震たいしん補強ほきょう工事こうじが施ほどこされたにもかかわらず、設計せっけいに誤あやまりがあったため、耐震たいしん基準きじゅんを満みたしていないことが会計かいけい検査けんさ院いんの調しらべでわかりました。国土こくど交通こうつう省しょうや各地かくちの自治体じちたいは、幹線かんせん道路どうろなどにかかる橋はしが大だい地震じしんが起おきても

崩れ落くずれおちないように、国費こくひを使つかって耐震たいしん補強ほきょう工事こうじを進すすめています。

ところが会計かいけい検査けんさ院いんが調しらべたところ、工事こうじが終おわったあとも耐震たいしん基準きじゅんを満みたしていない橋はしが全国ぜんこく１いち０ぜろ数すうか所かしょで確認かくにんされたということです。

このうち東京とうきょう・大田おおた区くの環状かんじょう七なな号線ごうせんにある全長ぜんちょう４よん０ぜろ０ぜろメートルの橋はしは、橋はしげたと橋脚きょうきゃくをつなぐ補強ほきょう装置そうちの取り付とりつけ位置いちが不適切ふてきせつなものが複数ふくすうあり、強度きょうどが十分じゅうぶんではないということです。