女子じょし中学生ちゅうがくせい遺族いぞく 深刻しんこくないじめへの対応たいおうくに要望ようぼう

Easy Japanese news
Nov 4, 2016 18:11
Furigana
日本報紙
青森あおもりけんでいじめを自殺じさつしたとられる女子じょし中学生ちゅうがくせい遺族いぞくなどが、よんにち文部もんぶ科学かがくしょうおとずれ、深刻しんこくないじめがきた場合ばあい学校がっこうすみやかに調査ちょうさすることや遺族いぞく情報じょうほう共有きょうゆうすることなどを要望ようぼうしました。よんにちは、いじめの被害ひがいしゃ遺族いぞく支援しえんしているNPOえぬぴ-お-法人ほうじん「ジェントルハートプロジェクト」のメンバーと、ことし8月はちがつ、いじめを自殺じさつしたとられる青森あおもりけん中学ちゅうがく年生ねんせい葛西かさいりまさんの父親ちちおやつよしさんが文部もんぶ科学かがくしょうおとずれ、担当たんとうしゃ要望ようぼうしょ手渡てわたしました。

要望ようぼうしょでは、深刻しんこくないじめがきた場合ばあい学校がっこう発生はっせいしてからさんにち以内いない児童じどう生徒せいとにアンケート調査ちょうさおこなうことや、調査ちょうさ内容ないようについて遺族いぞく共有きょうゆうすることなどをもとめています。

このあと、父親ちちおやつよしさんが記者きしゃ会見かいけんしました。りまさんは地元じもとなつまつりに参加さんかしたいちぜろにちに「もういじめはしないでください」などとスマートフォンにしるして、自殺じさつしました。つよしさんは学校がっこう全校ぜんこう生徒せいと対象たいしょうおこなわれたアンケート調査ちょうさ結果けっか一部いちぶしか開示かいじされていないとべたうえで、「当事者とうじしゃ遺族いぞくなに情報じょうほうはいらず、日々ひびつらく、不安ふあん日々ひびごしています。とにかくいじめをなくしてほしいことと、なにでもいいから事実じじつりたいという気持きもちです」とはなしていました。

NPOえぬぴ-お-法人ほうじん小森こもり美登里みどりさんは「調査ちょうさのしかたや情報じょうほう共有きょうゆうはまだまだ不十分ふじゅうぶんてんおおすぎる。どものいのちまもるため対応たいおう徹底てっていしてほしい」とはなしていました。

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