沖縄県の
尖閣諸島の
沖合で、
中国海警
局の
船4隻が
1時間半余りにわたって
一時、
日本の
領海に
侵入しました。
第11管区海上保安本部によりますと、
12日午前10時すぎ、
尖閣諸島の
魚釣島の
沖合で、
中国海警
局の
船4隻が
相次いで
日本の
領海に
侵入しました。
4隻は1時間半余りにわたって領海内を航行し、いずれも正午前後に領海から出たということです。
4隻は、午後0時半現在、領海のすぐ外側にあたる魚釣島の南西およそ30キロの接続水域を航行していて、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今月6日以来で、ことしに入って合わせて32日になります。
外務省 領海侵入で中国に抗議
沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が、日本の領海に侵入したことを受けて、外務省の金杉アジア大洋州局長は、東京にある中国大使館の公使に対し「尖閣諸島は、日本固有の領土だ」として、電話で抗議しました。