一連の
熊本地震で、
最初に
震度7を
観測した
地震から
7か月となった
14日、
被害が
大きかった
益城町と
隣の
御船町に
最後の
仮設住宅が
完成し、これで
県内に
計画されていた
4300戸余り、すべての
整備が
完了しました。
14日に
完成したのは
益城町の
福富仮設団地の
6戸と
御船町の
落合仮設団地の
42戸です。
このうち、益城町の仮設住宅は、障害がある人のために整備されたバリアフリー型です。玄関や台所に手すりがあるほか、車いすで移動がしやすいよう段差をなくすなどの工夫もあります。また、介助しやすいようトイレや浴室のスペースが広く作られています。
熊本県によりますと、14日、最後の仮設住宅が完成したことで、県内に計画されていた4303戸、すべての整備が完了しました。県の担当者は「1人で暮らす障害のある人が住みやすいよう工夫しました。広いスペースを生かして触れ合いのある団地にしてもらいたい」と話していました。2か所の仮設住宅は、16日、住民に引き渡されることになっています。