先月25日に
死去した
キューバの
フィデル・カストロ前国家評議会議長の
遺灰が
革命発祥の
地と
呼ばれるキューバ
東部の
都市に
到着し
3日、
追悼集会が
行われました。キューバ
革命を
主導して
半世紀にわたって
反米の
社会主義政権を
率いたフィデル・カストロ
前国家評議会議長は
先月25日に
死去し、キューバ
政府は
遺灰が
埋葬されるまでの
9日間を
国を
挙げて
喪に
服す
期間と
定めています。
カストロ前議長の遺灰は各地を回って革命発祥の地と呼ばれるキューバ東部のサンティアゴ・デ・クーバに到着し、3日、現地の広場で追悼集会が開かれました。この中でカストロ前議長の弟のラウル・カストロ国家評議会議長は「フィデルはいかなる困難があってもなせばなると言うことを身をもって教えてくれた」と述べて、引き続き、前議長が打ち立てた社会主義を継承する考えを強調しました。
集会には多くの市民が訪れカストロ前議長の名前を大きな声で呼ぶなどして功績をたたえていました。
カストロ前議長の遺灰は4日、サンティアゴ・デ・クーバ市内にある革命で命を落とした仲間が眠る墓地に埋葬されることになっています。