18日未明、
熊本市役所で
火事があり、
10階の
一部が
焼けました。
けが人はいませんでしたがパソコンや
書類が
焼けるなどし、
熊本市の
大西市長は「
地震の
復興業務を
進めなくてはならないので、
1日も
早く
復旧させたい」と
述べました。
18日午前3時40分ごろ、
熊本市役所の
防災センターの
職員から「
10階から
黒煙が
出ている」と
消防に
通報がありました。
火はおよそ
2時間後に
消し止められましたが、
10階の
一部、およそ
300平方メートルが
焼けたほか、
消火作業で
10階のほか
下の
9階にも
水が
漏れて
水浸しになりました。
けが人はいませんでした。
熊本市によりますと、10階で仕事をしていた女性職員が「パチパチ」という音で気付き、防災センターの職員が駆けつけたときにはフロア全体に煙が充満していたということです。
10階には健康福祉政策課や高齢介護福祉課など保健や福祉に関係した5つの課があり、地震のり災証明書の発行なども担当しています。このうち健康福祉政策課では、パソコンや書類などが真っ黒に焦げていました。
熊本市の大西市長は「熊本地震の復興業務を進めなければとならないのに書類が焼失したことも考えられる。1日も早く復旧させて市民に迷惑をかけないようにしたい」と話していました。