厚生労働省は、大勢の人が利用するいろいろな所を禁煙にする法律を作ろうと考えています。法律の案では、レストランなど食べ物を出す店は全部、たばこを吸うための部屋以外を禁煙にします。守らなかった場合は、罰金を払わなければなりません。
しかし、小さいレストランや酒を飲みながら食事できる居酒屋などからは、たばこを吸う部屋を作ることは難しいという意見が出ています。店が狭かったり、お金がかかったりするためです。たばこを吸うことができなくなると、客も少なくなると言っています。
12日、居酒屋やレストランの人など450人が東京に集まって、法律の案をもう一度考えてほしいと政府に言うことを決めました。
この法律の案について、医者のグループなどは、たばこを吸わない人もたばこの煙を吸ってしまうので、禁煙にするように強く言っています。