この
冬一番の
強い
寒気と
強い
冬型の
気圧配置の
影響で、
北日本と
東日本の
日本海側を
中心に
先週から
大雪となったほか、
14日と
15日は
平地でも
局地的に
大雪となりました。
各地の
大雪のピークは
過ぎましたが、
気象庁は、
交通への
影響やなだれ、落
雪などによる
雪下ろし
中の
事故に
注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
今月11日以降、
北日本の
上空に
寒気が
流れ込んで
冬型の
気圧配置が
強まり、
北日本の
日本海側で
猛吹雪となるなど
荒れた
天気となったほか、
北日本と
東日本の
日本海側の
山沿いを
中心に
雪が
降り、
多いところで
24時間に
降った
雪の
量が
70センチ
余りに
達し、
特に
山形県の
大蔵村肘折では、
今月11日から
13日にかけての
3日間で、
積雪が
1メートル
40センチ
余り
増えました。
さらに、14日と15日は、この冬一番の寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が一段と強まり、西日本と東日本の平地でも雪が降り、ところによって雪が積もりました。
14日と15日にに平地で観測された積雪は、いずれも最大で、広島市で19センチ、鳥取市で17センチ、福井市で15センチ、京都市で14センチ、岐阜市で12センチ、金沢市で8センチ、名古屋市で4センチ、それに津市と前橋市で2センチで、このうち広島市では平成17年12月以来、10センチを越える大雪となりました。
上空の寒気の流れ込みが次第に弱まってきているため、各地の大雪のピークは過ぎましたが、北日本と東日本の日本海側の山沿いを中心に雪が降り続く見込みです。
午後6時の積雪は、福島県檜枝岐村で2メートル9センチ、群馬県みなかみ町藤原で1メートル79センチ、新潟県津南町で1メートル75センチなどどなっていて、このあとも積雪が増えるおそれがあります。
気象庁は、すでに大雪となっている地域では交通への影響やなだれ、それに落雪などによる雪下ろし中の事故に引き続き注意するよう呼びかけています。
一方、17日の午後以降は冬型の気圧配置が次第に緩みますが、今週末以降、上空に強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が再び強まる見込みで、北日本から西日本にかけて雪や風が強まり、ところによって大雪となるおそれがあります。
気象庁は、最新の気象情報にも注意するよう呼びかけています。